ジビエの一番おいしい食べ方

最近ジビエを提供するお店も増えてきて、飲食店にいけば豪華なものも含め、色んなジビエ料理が楽しめます。

そんな中、私がこれまで食べた中で一番おいしかったジビエ料理は、
富山でクマ調査をしていた大学時代に、富山の雪山で地元のハンターさんが撃った100kg級の雄グマを
山から降ろすのを手伝ったあとに、ご自宅で、塩コショウをたっぷり刷り込んで串焼きにしたクマ肉。
それがたぶん、初めて食べたクマ肉で、そのときから野生動物＝保護対象というイメージから、
野生動物＝守っていくべき貴重な（食）資源、というイメージに変わりました。

2番目は、石川県・白山の春グマ猟に参加させていただき、獲れて解体・運び出しを手伝った後に
ニンニク醤油でフライパンで焼いて食べたクマの赤身肉と脂身。

・・・結局、自分が頑張ってとったという体験と、そしてクマ肉が一番おいしいということでしょうか。
この食に関する感動体験ができるのはハンターならではですね。
野菜収穫や魚釣りとは感動のレベルが違います。

（有本）