サル被害
農業と獣害

サル被害

1947年の制度改正により、ニホンザル(以下、サル)は、狩猟獣から外されました。
白山麓では、1960年頃には一里野温泉スキー場辺りにしかいませんでした。
それから60年以上も経ち、現在では順調に生息分布を広げています。34群約1,500頭以上がいるそうです。

写真は乳熟期にサルに食べられた稲です。
彼らは群れでやってきて食い荒らしていくので、農家さんには頭の痛い話です。
サルはイノシシやシカと違って、立体的に動けるのが厄介なところです(イノシシ・シカもジャンプはします)。
木などを使って侵入してくるので、対策するためには余計に費用がかかります。
また民家の屋根に登ったり、人に危害を加えることもあります。

金沢市や白山市では実際に、お年寄りや子供がサルの被害にあっています。
サルの行動範囲内に小学校や幼稚園があったりするので、これから人的被害が増えていくことが危惧されます。

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投稿者

石川県

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